【侍ジャパン】栗山監督 栗林の離脱に「彼の野球人生のために決断」オリ4投手が侍入りに「感謝」

[ 2023年3月14日 15:16 ]

<侍ジャパン練習>質問に答える栗山監督(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝進出を決めている侍ジャパンは14日、正午から東京ドームで練習を行った。練習後、栗山監督は腰の張りを訴え、代表を離脱した栗林(広島)に言及した。

 侍ジャパンは16日の準々決勝に向けてこの日、栗林の離脱、オリックス・山崎颯の追加招集を発表した。指揮官は「場所が場所だけに無理をさせてはいけない。本当に久々に苦しい決断をしなければいけなかった」と苦渋の決断だったと告白。「(栗林)本人も悔しかったと思うし、苦しかったと思うけど、彼の野球人生のために決断しなければいけないと思った」と語った。

 16日の準々決勝からは負けたら終わりの試合となる。それだけに「ここから全く違う戦いが始まる。すべての投手を突っ込んでいく戦いになっていく」とし「そういう意味では去年11月、一緒にやった(山崎)颯一郎に来てもらって、いろいろなところで投げてもらう」と追加招集した右腕に期待を寄せた。

 山崎颯の追加招集により、オリックスからは山本、宮城、宇田川含め4人が代表入り。「中嶋監督にも迷惑をかける。僕も自分のチームで監督をしている時に投手を持っていかれたら開幕にいろんなことを思ってしまう。その中で気持ちよく選手のために、ジャパンのために決断してもらって、中嶋監督含めオリックスにも感謝してます。そういう思いをしっかり形にできるように」と侍ジャパンのため、快く選手を送り出してくれた全球団に感謝し、結果で報いることを誓った。

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2023年3月14日のニュース