西武が埼玉県吉川市と「連携協力に関する基本協定」を締結 埼玉で57市町村目

[ 2023年3月14日 15:50 ]

締結式で記念撮影する(左から) ライナ、レオ、松本有経営企画部 マネージャー 、奥村剛球団社長、中原恵人吉川市市長、浅水明彦吉川市政策室室長 、吉川市イメージキャラクターなまりん
Photo By スポニチ

 西武は14日、地域コミュニティ活動「L―FRIENDSフレンズ」の一環である「連携協力に関する基本協定」を埼玉県吉川市と締結したと発表した。この締結により、吉川市は、同日より西武のフレンドリーシティとなった。吉川市が持つ資源を有効に活用し、地域社会の発展や住民福祉の向上などに寄与することを目的に行うもので、西武は2015年3月に県内の自治体と締結を開始し、本件で埼玉県63市町村のうち57市町村目となった。

 協働事業の項目として、「スポーツ振興に関すること」、「青少年の健全育成に関すること」、「地域振興に関すること」の3つを掲げ、スポーツ振興においては、体を動かすことの楽しさや、スポーツの魅力をひとりでも多くの方に実感していただくことを目的に、ライオンズベースボールアカデミーのコーチが学校を訪問。学校体育としてベースボール型の授業を行う授業支援「ベースボールチャレンジ」などを実施していく。さらに地域振興として、町の施策や広報などにおけるライオンズの商標・選手の肖像の活用や、ベルーナドームで行われるフレンドリーシティ感謝デーでのPR出展などを予定している。

 奥村剛球団社長は「吉川市が当社のフレンドリーシティになっていただいた事を大変うれしく、また心強く思います。今年は埼玉県に本拠地を構えて45周年を迎える節目の年であり、長きにわたって 地域の皆さまのあたたかいご声援があったからだと考えております。2018年にコミュニティ活動「L―FRIENDS」を立ち上げてから5年、「野球振興」「こども支援」「地域活性」「環境支援」を中心に積極的に取り組んでおりますが、今後はより一層地域の皆さまと関係性を強め、野球を通して埼玉県全体を活性化するための一翼を担う所存でございます。本締結をきっかけに、ひとりでも多くの吉川市の住民のみなさまに、体を動かす事の楽しさや、スポーツの魅力、野球の魅力を実感していただきたいと考えております」とコメントした。

続きを表示

2023年3月14日のニュース