内川聖一が語る、WBC米国ラウンドの難しさ ダル、大谷らがいることでのプレー以外のプラス面とは

[ 2023年3月14日 19:48 ]

内川聖一氏
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 昨季限りでNPBからの引退を表明し、現在は九州アジアリーグ・大分でプレーする内川聖一(40)が13日深夜放送のテレビ朝日「WBCバイブル~世界の野球を楽しむ方程式~」(日曜深夜0・25)に出演。WBCに3度出場した経験から、米国で戦うことの難しさを語った。

 2009年、13年、17年大会で日本代表の一員として戦った内川。09年の第2回大会は日本での1次ラウンドの後、米国で2次ラウンド4試合と準決勝、決勝があり、「アメリカに行ってアリゾナで何日間か調整する時間があった。その間にアメリカの雰囲気や気候、時差に慣れる時間があって仕切り直しで入っていけた」と振り返った。今大会は16日に東京ドームでイタリアと準々決勝を戦った後、米マイアミでの一発勝負となる。「いきなり一発勝負の戦いになってその余裕がないと、選手の緊張感の張り詰め方が凄く違うんじゃないかなと思います」と予想した。

 自身は米国での試合の際、宿泊したホテルで思わぬ苦労があった。「英語でいろいろ説明が書いてあるので、何時に掃除が入るとか分からないことがあって。選手って自分のマイペースで動きたいので、練習が夕方だとそれまで部屋でゆっくりしたい時もあるわけですよ」と経験談を口に。ある時、入浴中にノックの音が聞こえず客室清掃の担当者が急に入ってきたこともあったという。

 今回侍ジャパンにダルビッシュ、大谷らメジャー選手が加わったことは、プレー以外の部分でもプラス面があるという。自身は米での食事や買い物で不便を感じたことがあったそうで「食事に行くお店もわからない。そういうのを知ってる人が近くにいて、教えてくれるだけで精神的にゆとりが持てる」と話していた。

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