阪神・岡田監督、新年あいさつでスポニチ来社 本社主催「王将戦」で勝負勘磨く秘話も

[ 2023年1月10日 14:49 ]

<岡田彰布監督来社>スポニチ大阪本社を訪れた岡田監督(右から2人目)ら(撮影・北條 貴史)
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 阪神の岡田彰布監督(65)が10日、百北幸司球団社長ら球団幹部とともに、大阪市北区のスポーツニッポン新聞社大阪本社を訪れ、新年のあいさつを行った。新人合同自主トレもスタートし、シーズンに向けた動きも本格化する中、「ファンのためにもアレを目指して頑張りたい」と意欲を語った。

 将棋でも球界有数の実力者として知られ、三段の有段者・岡田監督は藤井聡太王将(20)が羽生善治九段(52)に勝利したスポーツニッポン新聞社などが主催する第72期ALSOK杯王将戦7番勝負の第1局について「対局の中継をずっと見ていた。羽生の投了の瞬間まで見ていたよ」と注目していたことを明らかにした。息づまる攻防戦が、岡田監督の勝負勘にも刺激を与えた。

 「今は将棋をする人も少なくなったけど、昔の試合前は将棋盤の取り合いやった。強かったのは小山(正明)さん。川藤(幸三)さんも強かったけど、それを見ていたバースもすぐ上手になった」と思い出を語りながらも、気持ちは待ったなしの戦いモードに向かっていた。

 粟井一夫球団副社長も「アレを目指す中、今季は全試合大入りを実現させたい」と現場と営業で高みを目指す姿勢で臨むことを強調していた。

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2023年1月10日のニュース