阪神の4番候補・大山が自主トレを公開、キャリアハイを目標宣言 3割、30本塁打、100打点へ

[ 2023年1月10日 15:00 ]

鳴尾浜球場で自主トレを公開し阪神・大山(撮影・大森 寛明)
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 阪神の4番候補・大山悠輔内野手(28)が10日、西宮・鳴尾浜球場で自主トレを公開した。岡田彰布監督が「大山については心配していない」と全幅の信頼を寄せる大山は、新しいシーズンに向け「個人的にはキャリアハイの数字を目指す」と3割、30本塁打、100打点への強い意識を口にした。

 「とうとう始まるという気持ちが、年が明けてより一層強くなった。気が引き締まるというか緊張感がすでに出てきていると感じる」という大山は、しっかりと足元を見据えて、スタートを切った。

 今季は一塁固定で臨む。改良ミットをメーカーに発注するとともに、年末は小野寺らとともに神戸市内のジムに通い、関節可動域を広げる初動負荷トレーニングにも励んだ。「技術面はもちろん体、メンタルとすべての面でやることはたくさんあった。たくさん考えながら過ごしていた」と充実のオフを振り返った。

 打撃に関しては秋季キャンプで岡田監督からポイントを前にすることなどのアドバイスも受け「秋でやったことと、もう少しこうしたらいいんじゃないかということを整理して、しっかりとやっていく」とキャンプインに照準を合わせた。

 「チームとしての目標はひとつあるので、そこに向かって頑張りたい」と敢えて“アレ”は封印して、頂点への意欲を内に秘めるとともに「キャリアハイ」を個人目標に設定。大山の過去最高成績は打率・288(20年)、28本塁打(20年)、87打点(22年)。すべて更新するためには3割。30本、100打点への挑戦になる。ファンの期待は裏切らない。大山がレベルアップを誓った。

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2023年1月10日のニュース