ソフトバンク中村晃が「ダメなら終わり」と今季に懸ける思い語る 福岡市内で自主トレ公開

[ 2023年1月10日 16:04 ]

<ソフトバンク中村晃、渡辺陸自主トレ>マシン打撃する中村晃(撮影・岡田 丈靖)
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 引退も覚悟の背水シーズンに挑む。ソフトバンクの中村晃外野手(33)が10日、福岡市内で渡辺陸捕手(22)らと行っている自主トレを公開。「ここ数年あまり成績が良くない。ダメなら終わりという覚悟でやっている」と今季に懸ける決意を語った。

 昨季は114試合に出場し、パ・リーグ一塁手部門で3年連続3度目のゴールデングラブ賞に輝くも、打撃の方は打率・253、7本塁打、51打点と満足いく数字を残せなかった。自主トレでは打撃に力を入れ、午前中は室内、午後は屋外で振り込んだ。「全試合出てチームに貢献することが目標」ともう一度レギュラーの座を奪いに行く。

 昨年の契約更改交渉では減額制限(年俸1億円以上は40%)に迫る9000万円ダウンの年俸1億5000万円(金額は推定)で新たに2年契約を結んだ。「2年契約をもらったけどダメだったら終わりと自分を奮い立たせてやってる」。2014年には176安打で最多安打のタイトルを獲得した“鷹のスナイパー”が、野球人生を左右するシーズンに向かう。

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