落合博満氏 3冠王の値段は?低すぎた提示額にはロッテのある事情が…

[ 2022年9月14日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。3冠王を獲得した後の年俸交渉の裏話を明かした。

 プロ4年目の1982年に初めて3冠王に輝いた落合氏。快挙がもたらした環境の変化については「呼び名が『3冠王』になったくらいかな。あと年俸闘争ですったもんだしたっていうのもあるけどね」とニヤリとした。「球団の提示額は3600万くらいだったかな。で女房と話をしていて“いくらくらい貰いたいの?”っていうから、その年セ・リーグで掛布(雅之、阪神)が2冠獲って5400万とかって言うから“いや、カケくらいまでは貰いたいな”って。そしたら(夫人が)“じゃあ、それで交渉すればいいじゃないの”って。それで何回か交渉してね。で、5400万にはなったけどね」と話した。

 さらに「ロッテでは(その当時は)年功序列があって、有藤(道世)さんを抜くわけにはいかないっていうような(暗黙の)文言があってね。だから提示額は3600万だったんだろうと思う」と推察。最終的には「チームトップになったと思う」と語った。
 

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