中日60本塁打 でも村上は55本 立浪監督、HRテラス席設置を希望「投手は育つが野手は育たない」

[ 2022年9月14日 22:12 ]

セ・リーグ   中日3-2DeNA ( 2022年9月14日    バンテリンD )

<中・D>5回、石垣は同点ソロホームランを放ち、カメラに向かってポーズを決める(撮影・椎名 航)
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 中日は5回に石垣の3号ソロで追いつくと6回は木下が押し出し四球を選んでこれが決勝点。連敗を3で止めた。

 石垣の一発がチームの今季60本目。12球団最少で、ヤクルト村上一人の本数と5本しか違わない。

 前任の与田監督は過去にテレビ番組に出演した際に「今そういう話も出ていますね」とホームランテラスの設置の話題が球団内で出ていることを示唆したこともあったが、この日、立浪監督も個人の希望としてはっきりと明言した。

 「将来的に、ぜひそうしてもらいたいですね」と話し始めた同監督は「毎回、ロースコアの試合になる。ロースコアだと見ている方もね」と話し、さらに「投手は育つが野手は育ってこない。ビジターにいくと、ここ(バンテリン)よりも点を取られてしまいビジターで弱いという課題がある。ここが狭くなってしまって最初はもちろんやられることが多いと思うんですけど、そこで本当に抑えることができれば神宮、東京ドーム、どこに行っても変わらぬ投球ができると思う。個人的には希望しています」と胸中を明かした。

 ホームで34勝31敗ながらビジターで24勝40敗1分けの要因が、守備や機動力重視の戦力編成が東京ドームや神宮、横浜で通用していないからだと分析し、ホームラン打者の必要性を感じていた。

 与田前監督もテレビ番組では「ピッチャーは大反対ですけど。ホームラン数が増えればね、一振りで流れが変わりますから。それは楽しみにしていますけど」と待望していたことがあった。

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