落合博満氏 「獲ったら野球辞めてやる」信子夫人に宣言していた3冠王「まさか獲れるとは」

[ 2022年9月14日 17:10 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。3冠王になることの難しさを語った。

 プロ4年目の1982年に初めて3冠王に輝いた落合氏。打率、本塁打、打点と3部門で1位になることには「そりゃ、3つそろえるっていうのは並大抵のことじゃないわ。まさか獲れるとは思ってなかったもん。女房は“獲れる獲れる”って言ってたけど、その話の中で3冠獲ったらもう“野球辞めてやる”っていうようなことまで言っちゃったっていう」と当時の秘話を交え、3冠王になれるとは思っていなかったことを明かした。

 さらに「(3冠王は)あぁ、難しいと思う。簡単だったら何年に一人くらいずつは出てるもんだよ。だって獲ったのは中島治康さんと王(貞治)さんと野村(克也)さんとバースとブーマーとオレと松中(信彦)だけだろ。7人だけでしょ?この野球界、何年になる?90年くらいになるのか。その中で7人だで」とレジェンドらの名前を挙げて、いかに3冠王になることが大変かを説明し笑った。

 そして、体重を2年目くらいから意識して77キロから86キロに増量したことを明かし「だから3冠王獲って初めて認められたようなもんじゃないのか、プロ野球選手として。首位打者1回ぐらいならまぐれで獲れるっていうような(評価を変えて見せた)」と話した。

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2022年9月14日のニュース