広島・上本が10年目でプロ初本塁打 豪快なバット投げを披露 トレンド入りし「おめでと~」

[ 2022年9月10日 19:39 ]

セ・リーグ   広島-ヤクルト ( 2022年9月10日    神宮 )

<ヤ・広23>3回2死からこの回、12点目のソロを放つ上本(撮影・長久保 豊)
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 広島・上本崇司内野手(32)がプロ10年目で初となる本塁打を放った。

 ビッグイニングの大トリをど派手に飾った。3回、堂林、坂倉の本塁打などで一挙11点を加え、なおも2死走者なしからヤクルトの2番手左腕・山本の初球を完璧に捉えた。打球は鯉党の待つ左翼席へ一直線。初本塁打とは思えぬ豪快なバット投げをした後に悠然とダイヤモンドを一周した。

 プロ10年目、通算477打席で飛び出した一発に広島ベンチも大盛り上がり。上本はヘルメットを叩かれ、手荒い祝福を受けた。苦節10年目での初本塁打とあり、ツイッターでも早速「プロ初ホームラン」がトレンド入り。「おめでと~」と祝福する声が相次いだ。

 プロ10年目以上での1号は近鉄・石山一秀が14年目の1983年に記録。西武・田原晃司や阪神・岡崎太一がプロ13年目で初本塁打を放っている。また、投手では04年に巨人・工藤公康がプロ23年目で1号をマークした。

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