ドラフト候補の飾磨工・岡植 9K快投で上々発進 次戦は昨秋覇者の社で「負けていられない」

[ 2022年7月10日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権兵庫大会・1回戦   飾磨工15-6淡路三原 ( 2022年7月9日    尼崎 )

<飾磨工・淡路三原>飾磨工の好投手・岡植は5回1/3を2安打と貫禄のピッチング(撮影・井垣 忠夫)
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 今秋ドラフト候補に挙がる最速145キロ右腕の飾磨工・岡植純平(3年)が「1番・投手」で先発。3回無失点で右翼の守備に回った後、5回2死から再登板で計5回1/3を2安打9奪三振無失点に封じ、好発進を決めた。

 「今日はできすぎです。冷静に投げられました」

 初回を3者連続三振と最高の立ち上がり。再登板でも6回に2安打こそ浴びたが本塁は踏ませず、最後の打者を空振り三振に仕留めて試合を締めた。

 強いプロ志望で、この日も巨人、西武の2球団が視察。巨人の岸敬祐スカウトは「制球力が高いし、切れのある真っすぐも投げられる」と潜在能力の高さを評価した。次戦の相手は昨秋覇者の社だが「負けていられない。僕の方が上だと言えるようにしたい」と背番号1は必勝を誓った。

 ◇岡植 純平(おかうえ・じゅんぺい)2004年(平16)7月10日生まれ、兵庫県姫路市出身の18歳。広畑第二小1年からキッズ広二でソフトボールを始め、広畑中では軟式野球部に所属。飾磨工では2年春から背番号10でベンチ入りし、2年秋から背番号1。50メートル走6秒1。1メートル78、70キロ。右投げ右打ち。

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2022年7月10日のニュース