中日、明大出身の阿部と柳が活躍し6カードぶり勝ち越し 立浪監督「柳に勝ちがついたのが何より」

[ 2022年7月10日 19:13 ]

セ・リーグ   中日2―1広島 ( 2022年7月10日    バンテリンD )

<中・広>勝ち星を挙げた柳は、最後を締めたR・マルティネス(右)からウイニングボールを受け取る(撮影・椎名 航)
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 中日が序盤のリードを守り切り、6カードぶりの勝ち越しを決めた。初回1死一塁から阿部が明大時代の同級生である広島・野村のカットボールを右中間へ適時二塁打して先制すると、2回にも相手のミスで1点を加えた。

 投げては明大で阿部の5学年後輩の柳が7回1失点の好投。8回は清水、9回はR・マルティネスが2死一、三塁のピンチをしのいで逃げ切った。

 柳は6月5日のソフトバンク戦以来となる6勝目。立浪監督は「柳に勝ちがついたのが何より。良い投球をしてずっと勝ちがつかないことが多かったので。勝ちがついて次から変わってくると思う」とホッとした表情を見せた。

 一方で6安打で2得点の打線については「1、2回とラッキーなヒットもありながら点を取れたが、その後がね。追加点が取れないと終盤にもつれてしまうので、中押し点が取れるように、また来週からやっていきたい」と課題を口にした。

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2022年7月10日のニュース