巨人・中田翔が“神業”ヘッスラで二塁打もぎ取る 牧のタッチを絶妙な手の動きでかわす

[ 2022年7月10日 15:27 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年7月10日    東京D )

<巨・D>4回、二塁打を放ち、牧(中央)のタッチをかいくぐり、セーフとなった中田(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の中田翔内野手(33)がDeNA戦(東京D)で“技あり”のヘッドスライディングを披露し、今季3本目となる二塁打をマーク。反撃の1点となるホームを踏んだ。

 「6番・一塁」で先発出場。0―2で迎えた4回だった。先頭打者として入った第2打席。相手先発右腕・ロメロの初球、真ん中カットボールを叩くと、打球は左翼線へ飛んだ。

 この打球に中田は一気に二塁へ。俊足とはいえないが、大きな体で懸命に走った。微妙なタイミングで返球があったが、中田は果敢にヘッドスライディング。二塁審判はセーフと判定した。これにDeNAの三浦監督がすかさずリクエスト。だが、審判団によるリプレー検証の結果も判定は覆らず、中田の二塁打が認められた。

 タイミングとしてはアウトになってもおかしくなかったが、中田は相手二塁手・牧のグラブを絶妙な手の動きでかわし、まさに“神業”でのヘッドスライディング。続く大城の二ゴロで三塁に進むと、中山の遊ゴロで本塁生還を果たし、巨人は1―2と1点差に迫った。

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