阪神・伊藤将　自身初のスライド先発へ集中「試合があると思って、準備するだけ」ヤクルト戦初勝利に挑む

スライドでの登板に備え、ストレッチをする伊藤将
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　阪神・伊藤将がプロ初のスライド先発で、ヤクルト戦初勝利に挑む。コロナ感染の影響で試合開催は微妙だが「試合があると思って、準備するだけ」と集中力をキープした。今季初登板の相手には未勝利。セ5球団制覇に向け、自分の投球に徹する構えだ。

　8日に首位チームを3安打完封した青柳の投球が参考になる。コロナ絡みで相手打線の並びは流動的だが、臆せず内角をしっかり攻めることが、狭い神宮でも必要だとインプットしていた。9日も青柳と組んでのキャッチボール。右腕に続くという気持ちは強い。

　「ヤギ（青柳）さんとは去年より話をすることが多くなった。打者の反応を聞いたり、アドバイスをもらっている。自分も生かしていく」と自身5連勝へ闘志を燃やした。（鈴木　光）