TJ手術から復活のBC神奈川・鳥谷部慎吾 日体大の後輩・矢沢宏太と「一緒にプロ入りしたい」

[ 2022年3月10日 20:14 ]

自己最速まで2キロに迫る142キロを投じた鳥谷部(撮影・柳内 遼平)
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 ルートインBCリーグの神奈川は10日、神奈川県内の球場でキャンプイン。日体大出身の最速144キロ左腕・鳥谷部慎吾投手(22)は特別ルールの紅白戦に登板し、打者6人に2四球ながら無安打に封じた。

 「監督には“力みすぎたな”と言われました。もっと軽く140キロを出せるくらいにならないといけない」

 躍動感あふれるフォームから140キロ前半の直球を連発。日体大2年時に受けた左肘の「じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)」からの完全復活をアピールした。

 故障の影響で日体大時代は公式戦の登板がなかったが、古城隆利監督から「楽しみにしている」と期待の言葉を受けて独立リーグに挑んだ。

 リハビリに多くの時間をかけた日体大では1学年後輩・矢沢宏太投手(21)とともに汗を流してきた。今秋のドラフト1位候補に挙がる同じ左腕の存在に「かわいい後輩なので一緒にプロにいけたらベストですね」と笑みを浮かべた。(柳内 遼平)

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2022年3月10日のニュース