巨人・堀田「精度上げて勝負できれば直球も生きる」東京D初登板に緊張も3回無失点!桑田カーブは課題に

[ 2022年3月2日 20:24 ]

オープン戦   巨人ー西武 ( 2022年3月2日    東京D )

<オープン戦 巨・西>3回を1安打無失点と好投した巨人先発・堀田(右)は岸田とタッチを交わす(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の堀田賢慎投手(20)が西武とのオープン戦に今季初先発登板。3回1安打無失点で降板した。

 19年ドラフト1位で巨人に入団した堀田。右肘の手術を経て迎えた昨季は、育成選手として再出発して今季は育成から支配下復帰を目指すプロ3年目の先発候補である。本拠地東京ドーム初登板となったが「投げる前は初めてだったので緊張はしていましたけど試合が始まってからはゲームに集中できた」と語り、オープン戦初登板で3回1安打無失点の快投についても「1イニングずつ投げるのを伸ばしている。先発で投げるには5回以上投げていかないといけない。もっと余裕を持って投げられるように。先発としてゲームをつくれる投手になりたい」と自身の投球を振り返った。

 2回先頭の山川との対戦では初球の146キロのストレートをセンターへ弾き返されたが、フェンスギリギリでセンター・松原のジャンピングキャッチに救われた。「いかれたなと思いました。めちゃくちゃホッとしました。今日はチェンジアップを空振りとかカウント球で使ったりできた。源田さんのファールだったり甘いぶん、持っていかれたりしていた。そこは怖いなと感じた」と今後に向けた課題も見つけたようだ。

 最速155キロの直球が注目される堀田だが変化球についても「少しずつ手応えは感じている。もっと精度上げて勝負できればまっすぐも生きてくる、緩いカーブは僕の中で武器になる。そこをもっと研いていきたい」と手応えを感じている。さらに桑田コーチから指導された“桑田カーブ”についても「教えられた中で投げていく中で、考えながら自分なりに。1球くらいしかいいカーブがなかった。カウント、勝負球で使えればもっと楽。カーブは課題におきながらやっていきたい」とまだ課題が残るようだ。

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