やるね オリのドラ6池田が2試合連続安打 同じ高卒ルーキー松川と安打競演「負けたくない」

[ 2022年3月2日 19:15 ]

オープン戦   オリックス1ー4ロッテ ( 2022年3月2日    京セラD )

オリックス・池田
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 大阪桐蔭の主将からドラフト5位で入団した池田陵真外野手(18)がまたも、バットでアピールした。オープン戦3試合目で「2番・左翼」で初めてスタメン出場すると、初回無死一塁で、ロッテ先発・美馬の初球143キロを中前にはじき返した。

 「スタメンで使ってもらったので、思いきってアピールしようと思っていた。1球目がストレートだったんで、強く振れた。逆らわずに強く振ることを練習から意識している」

 続く2打席は空振り三振だったが、オープン戦3試合で6打数2安打、打率・333としっかりと結果は残した。中嶋監督も「すごいね。本当に。大したもんです。練習を見ててもいい打者だが、適応能力ははるかに上だった」と脱帽するほどだ。

 初回の池田の安打を足場にした2死三塁で右翼フェンス直撃の適時二塁打で3試合連続タイムリーと好調の4番・杉本も「池田はすごい。プロのローテ投手から一発で打っている。自分の18歳のころとは大違い。刺激になっています」と感心しきりだった。

 高校時代から近畿地区のライバル関係にあったロッテ・松川とも同時スタメン、ともに第1打席で安打と共演を果たした。「向こうは期待されているドラフト1位。ボクは5位。でも同級生なんで負けたくない。ライバルとしてやっていければ」と池田は開幕1軍を意識していた。

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