日本ハム・田宮捕手“サプライズ起用”に応えた!プロ初の左翼スタメンで好守 新庄監督も大喜び

[ 2022年3月2日 19:54 ]

オープン戦   日本ハムーヤクルト ( 2022年3月2日    札幌D )

<日・ヤ>3回1死、塩見の打球を捕球する田宮(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは2日、オープン戦本拠初戦で昨年日本一のヤクルトと対戦。新庄剛志監督(50)は4年目の田宮裕涼捕手(21)を「9番・左翼」でスタメン起用。田宮が打球を捕球すると、新庄監督はベンチで両手を挙げて喜んだ。

 新庄は試合前、三塁側スタンドで陣取る報道陣のもとへ歩み寄ると「(きょうの)予想オーダーをみんなで考えて、午後5時半までに枳穀マネジャーに出して。当たったら、すてきなプレゼント」と報道陣へ“珍クイズ”を出題。ヒントとして「テーマはね。ちょっとこいつ、このポジション守らせるんだ。なかなか面白いやん」と明かしていた。

 注目のスタメンは浅間大基外野手が「1番・三塁」、五十幡亮汰外野手が「4番・中堅」、郡拓也捕手が「8番・DH」に起用。最も“サプライズ”だったのはプロで外野手経験の無かった田宮捕手が「9番・左翼」で先発起用されたことだった。

 その田宮が守備で監督の期待に応えた。0―0の3回、一死走者なしで塩見の打球が高々と上がると、少しフラつきながらもガッチリとキャッチ。塩見を左翼に打ち取ると、新庄監督はベンチで両手を挙げ田宮のプレーを称えた。

 このプレーにネット上では「お、田宮外野できるじゃあないか。打球への入り方怖いけど」「田宮ホッとしただろうなww」「なれないポジションだから、少し怖かった笑笑。でも、ナイスキャッチ田宮君」「新庄BIGBOSS、めっちゃよろこんでくれるやん」など盛り上がりを見せた。

 田宮は7回にも守備で好プレー。2死走者なしで荒木が左前打を放つと、田宮がセンター寄り守っていたため二塁を狙う。すると田宮は打球を素早く処理し二塁へ好返球。見事アウトにして見せた。

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