ソフトバンク育成の藤井 支配下へ前進「緊張はしましたが」1回完全で堂々の本拠地デビュー

[ 2022年3月2日 21:05 ]

オープン戦   中日―ソフトバンク ( 2022年3月2日    ペイペイドーム )

オープン戦<ソ・中>ソフトバンク3番手の藤井(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 育成の藤井皓哉投手(25)が堂々の本拠地デビューを飾った。3番手で登板し、先頭のA・マルティネスをフォークで空振り三振。続く岡林を右飛に斬ると、根尾はこの日最速150キロ直球で二飛。支配下登録へ猛アピールし、「久しぶりのドーム球場、1軍のマウンドで緊張はしましたが、割り切って投げることができた。まだ背番号が3桁なので今日のような投球を続けて、支配下登録を勝ち取れるように頑張っていきたい」とコメントした。

 宮崎春季キャンプは実戦3試合で5回3失点ながら、紅白戦では3者連続三振を披露するなど実力を示した。藤本監督からは「勝ちゲームでも使える。支配下も近いんじゃないか」と絶賛されていた。

 藤井は14年ドラフト4位で広島入りし、20年まで通算14試合に投げ1勝0敗。20年シーズン後に戦力外通告を受け、独立リーグの高知でNPB復帰を目指した。昨年5月、ソフトバンク3軍との交流戦でノーヒットノーランを達成するなどアピールを続け、再起の道を切り開いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月2日のニュース