巨人・桑田コーチ 堀田の開幕ローテ入り「非常に期待しています」も手術明け「実質1年目」焦らず

[ 2022年3月2日 21:28 ]

オープン戦   巨人3―2西武 ( 2022年3月2日    東京ドーム )

<オープン戦 巨・西>巨人先発・堀田(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の堀田賢慎投手(20)が2日、東京ドームで行われた西武とのオープン戦で先発し3回1安打無失点の好投。最速150キロの直球に切れのある変化球も披露し、開幕ローテーション入りに向けてアピールした。打線では4回に岡本和真内野手(25)がキャンプ中の練習試合も含めた実戦8試合目で今季の「チーム1号」となる中越え2ラン。7回には中田翔内野手(32)もソロを放ち「ON」の競演弾で勝利をもぎ取った。

 桑田コーチは試合後、堀田について「非常に良かった。変化球もストライク取れるように、空振りも取れるようになってきた。いい投球だった。順調ですよね。テンポも良くなったし。後はカーブをうまく決められると、さらに投球が楽になってくる」と快投を称えるとともに、さらなる進化に期待した。

 そして開幕ローテーション入りに前進したか問われると「そうですね。非常に期待しています。僕は。(次回は)イニングよりも球数ですね。球数をみて投げさせていますので、次回は60球前後いけたらいいなと思っています。彼はまだ、トミー・ジョン手術明け、実質1年目。球数と登板間隔は空けていかないといけないと思っています。やっぱり80球くらいですね。順調にいけばそれくらい投げてもらいたいと思っています」と前進したことを認めつつ、徐々に球数を増やしていきながら慎重に見守っていく姿勢を示した。

 中3日の山口については「彼の場合は投げてつくるタイプなので。ちょっとペースを上げるためにもこれくらいの間隔がいいのかなと。キャンプでゆっくりと立ち上げてきて、今日はちょっとペースが上がった感じがしましたね。いろいろ課題を持って取り組んでいた。良かったことも悪かったことも彼なりに反省していると思う。話もしました。次の登板に生かしてくれると思う」と話した。

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