「原点回帰」の阪神・岩貞が初フリー登板 先発時代のスタイルに戻したフォーム手応え

[ 2022年2月10日 12:43 ]

フリー打撃に登板してマルテらと対戦する阪神・岩貞(撮影・大森 寛明)
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 岩貞が沖縄・宜野座キャンプ第3クールの10日、初めてのフリー登板に臨み、力のある投球を披露。8回のセットアッパーを目指す調整が順調に進んでいることをアピールした。

 マルテ、ロハス・ジュニアのランチ特打で登板し、バランスを確認しながら、内角、外角を攻める実戦的な投球を展開した。救援をつとめたこの2年間はクイック投法だったが、今季は先発時代の右足を上げるスタイルに原点回帰。50球を投げ、安打性は5本。許した柵越えはマルテの1本。両外国人を力で押し込み、フォームへの手応えを確認した。

 外角への制球力も課題となったが、開幕から抑えに岩崎が入った場合、8回のセットアッパーの候補と首脳陣も期待している。46試合登板で防御率4・66に終わった昨年の悔しさを、今年は晴らす。

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2022年2月10日のニュース