オリックス・吉田正 宮崎キャンプ合流 フリー打撃71スイングで柵越え1本「順調に来ている」

[ 2022年2月10日 14:35 ]

合流し、即フリー打撃に入るオリックス・吉田正(撮影・井垣 忠夫) 
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 オリックス・吉田正尚外野手(28)が10日、第3クール初日を迎えた宮崎キャンプに合流した。昨年12月8日に「両足関節鏡視下三角骨摘出手術」を受けた影響もあり、8日の第2クールまでは患部のリハビリを優先して大阪・舞洲で行われていたC班キャンプで調整を続けていた。

 「スムーズに入れたと思います。メニューも全部は入れていませんが、順調に来ていると思います」

 初日は一部別メニューで調整し、フリー打撃では71スイング。試運転のため感触を確かめるように中堅から左方向に打球を集めた。マシン打撃中には「変化球をイメージしての真っすぐ」を想定した4球連続の空振りを挟むなど、随所にイズムも散りばめた。柵越えは左中間方向への1本ながら、途中からはスイング強度を上げ、力強いライナー性の打球を連発。「自分のバランスを意識しながら、打球を飛ばすというよりは、体の中で打てればいいと思っていました」と振り返った。

 フリー打撃後にはブルペンに足を運び、若手投手の打席に入って目慣らしにも取り組んだ。「あせらず、やれることをやってシーズンのスタートを切れるように」。開幕へ向け、地に足を着けて調整を進める。

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2022年2月10日のニュース