阪神ドラ3・桐敷 輝、糸井の内角エグる!「高低と緩急使い」左封じ!15日に初シート打撃登板予定

[ 2022年2月10日 05:30 ]

ジップラインに挑戦する桐敷
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 阪神ドラフト3位の桐敷(新潟医療福祉大)が15日にも自身初の実戦形式となるシート打撃に登板する方向であることが分かった。味方相手にも容赦せず、内角をエグる強気のスタイルで挑む覚悟だ。

 「左打者の内角を自分の中で意識している。そこができるかできないかによって、(首脳陣の)評価も違ってくると思いますし、課題にしているので、頑張っていきたい」

 本来、味方相手には死球などのリスクを考え、厳しい内角攻めを避けることが多いが、肝っ玉ルーキーは攻めに徹すると宣言した。すべては開幕1軍へ向けた生き残りのため。「(佐藤)輝明さんとか、糸井さんとか、チームのクリーンアップを任されるような人」と左の強打者との対戦を熱望。今春の実戦は2試合連続安打中と好調な2人なだけに、「高低と緩急を使わなければいけない」とのプランも明かした。

 すでに今キャンプでは4度もブルペン入りするなど調整も順調だ。投球練習では特に内角へのツーシームを多投するなど、内角への強い意識がうかがえる。シート打撃登板までの期間は「ブルペンで実戦感覚に近づけながら投げていきたい」と仕上げていく意向を示した。

 キャンプ休日の9日は同期入団の鈴木とともに宿舎近くの海岸で「ジップライン」を体験して英気を養った。現状、先発か中継ぎか起用法は不透明だが、直近の目標でもある開幕1軍に向けた絶好のアピール機会は目前だ。結果と内容を追い求める若き左腕が評価上昇を狙う。

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2022年2月10日のニュース