西武が宮崎・南郷キャンプ地の「新ウエイトルーム」公開 本拠地モデルで春には一般開放検討

[ 2022年2月10日 13:25 ]

西武の宮崎・南郷キャンプで新設されたウエイトルームでトレーニングする今井(球団提供)
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 西武は宮崎・南郷キャンプ休養日の10日、日南市南郷中央公園内に新設したウエイトルームを公開した。室内にはトレーニングマシンが置かれ、縦半分でラバーマットと人工芝に分かれている。日南市の担当者がプロ仕様の施設設営のため、埼玉県所沢市の球団施設を視察し完成させた。

 空間づくりの視点で試行錯誤を重ねられた新施設。設営プロジェクトに携わった黒川ヘッドストレングス&コンディショニング(S&C)は「天井が高いことで解放感が出ます」と説明。春からは一般開放も検討していて「プロ野球選手がこういう環境でトレーニングをしているんだと知ってもらえたらうれしい」と語った。

 利用する今井は「(以前は複数箇所にあったが)一部屋になったことで、他の選手がどんなトレーニングをしているか見られるので、参考にすることできて助かっている」と語り、宮川は「天井が高いので解放感があってキツイトレーニングも頑張れます」と感想。渡辺も「前までは自分が使いたいマシンを順番待ちしなければいけませんでしたが、一カ所にまとまったことで効率よくトレーニングができています」と喜びの声が上がった。

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