新庄ビッグボス 藤川球児氏“指導”に感嘆 吉田輝星の大変身に「凄い。2時間くらいであれだけ変わる」

[ 2022年2月10日 16:40 ]

<日本ハムキャンプ>藤川球児氏(左)と握手する新庄監督(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 日本ハムの新庄剛志監督(50)は10日、日本ハムの沖縄・国頭2軍キャンプで阪神の藤川球児SA(41)と対面。評論家として訪問した藤川SAに投手陣へのアドバイスを依頼した。

 「ピッチャーに少しだけでいいから、球児君の脳みそを教えてくれない?」と藤川氏に投手陣への指導を依頼。藤川氏は「分かりました。僕が阪神時代にビッグボスに教えてもらったように」と快諾した。

 依頼を受けた藤川SAは実際にブルペンへ足を運び、吉田輝星らの投球を視察。直接アドバイスをおくった。

 新庄監督は「凄く変わったでしょ?ここで切っていたものが、ここから先にパワーが伝わっているような感じの。凄いなと。俺はピッチャーのことはよく分からないけど、前回見た球筋と全く違った」と驚き。

 「オープン戦とかで投げる時に、球児くんみたいに真っすぐいきますよ!って空振りを取るようなボールを投げなさいと伝えた。まあでもこれ難しいもので、今教えてもらって覚えたてって結構みんなできるの。これが5日後に昔のフォームが戻ってきて、あれ?と。体調とか体のバランスも変わってくるから。ちょっとおかしいなと、それで戻そうとして戻らないのがプロ野球なんです。ここで忘れずに伸びていく選手はいい選手につながっていくから。あとはもう反復練習。常に暇があったらするというところかな」と期待を寄せた。

 「今日も素晴らしい1日で、本当にちょっとしたアドバイスをしてくれとお願いして、時間的には2時間くらい?それであれだけ変わるんだから。タイガース、タイガースで固まっているから、今度はタイガースはいらないかな。次呼びたいのは、代打の。若い選手でチャンスをつかむためにはやっぱり代打から。代打で向かう気持ちの持っていきようのプロフェッショナルて誰がいるのかなて考えた時に、八木さん、桧山さん、って阪神かい!違う球団の人を探します」とおどけながら引き上げた。
 

続きを表示

この記事のフォト

野球の2022年2月10日のニュース