ソフトB城島アドバイザー、甲斐への10日間密着指導終了「海の男に戻ろうと思います」

甲斐を指導する城島氏（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンク城島健司会長付特別アドバイザー（45）が10日、宮崎春季キャンプでの10日間の帯同を終えた。今春は主に甲斐拓也の打撃向上に向けた“専属臨時アドバイザー”として指導ではなく、助言を送り続けた。早朝のアーリーワークから付きっきりで修正を加えた。自身も生目の杜運動公園内でのジョギングを続けてきた。

　打席での構えは、城島氏の現役時代と似てきた。「見た目はねー。打ちそうな構えになりました。結果を出すためにどうしようか、というところを話してきました。まずは昨年よりは打ちそう」。手応えをつかんでいた。

　10日間のチーム帯同後は、海の男に戻るという。「野球ファンも待っているが、毎週日曜日（釣り番組）を子どもからお年寄りの方まで幅広い方が待っています。これも僕の仕事。海が待ってます。仕事に大きい小さいはない。海の男に戻ろうと思います」。ひと仕事を終えたが、また、やる気に満ちてきていた。