東海大菅生 来春センバツ絶望的 3季連続甲子園も夢散

[ 2021年10月30日 13:18 ]

高校野球 東京都大会準々決勝   日大三8―7東海大菅生 ( 2021年10月30日    八王子 )

日大三にサヨナラ負けし、3季連続甲子園が消滅。涙をふく東海大菅生ナイン
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 東海大菅生が宿敵・日大三に9回サヨナラ負けを喫し、3季連続甲子園は絶望的となった。4点を追う8回に酒井成真外野手(2年)の左越え3ランなどで9回までに同点としたが、9回裏1死三塁から日大三・村上太一外野手(2年)の中前打で力尽きた。

 それでも終盤の猛攻は2季連続甲子園出場校らしい粘りだった。「簡単に負けなかったのは夏に向けての収穫。ウチは2年前、三高(日大三)に負けてから一気に勝ち始めた。この敗戦がいい経験となるよう出直したい」。若林弘泰監督が前を向けば、福原聖矢主将(2年)も「センバツ(出場)で夏の借りを返したかったけど、まだ自分たちに足りない部分が分かった。もっとパワーとスピードを夏までにつけたい」と巻き返しへ意気込んだ。

 今夏の甲子園は初戦で大阪桐蔭に無念の7回表降雨コールド敗退。自然に泣かされたナインは、来年夏こそ笑顔を見せるため、試練の冬に立ち向かう。

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2021年10月30日のニュース