ソフトバンクが前中日の村上隆行氏を1軍打撃コーチで招へい 右の強打者育成を期待

[ 2021年10月30日 04:00 ]

村上隆行氏
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 ソフトバンクが、今季まで中日巡回打撃コーチを務めていた村上隆行氏(56)を来季の1軍打撃コーチとして招へいすることが29日、分かった。同氏は同日、中日から退団が発表された。今後、正式オファーへ動く。

 村上氏は、大牟田高から83年ドラフト3位で近鉄に入団。2年目から116試合に出場し16本塁打するなど強打でならした。実働17年間で通算147本塁打を放った。現役引退後は独立リーグの監督などを務め、19年に中日1軍打撃コーチに就いていた。

 球団は立花、平石の両打撃コーチの退団を発表。藤本新体制で臨む来季は、今季限りで現役引退した左の巧打者・長谷川が即、1軍打撃コーチに決定。右の強打者育成のために、外部から実績十分な村上氏を呼ぶ。「左の長谷川」「右の村上」のコンビで、野手出身の藤本新監督がこの日の就任会見で掲げた「好機に強いホークス」を目指す。

 また、斎藤学リハビリ担当コーチが1軍投手コーチに復帰することも29日までに分かった。 

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2021年10月30日のニュース