慶大逆転負けも…堀井監督ショックなし「勝ち負けは監督の責任」 2回戦引き分け以上でV

[ 2021年10月30日 16:49 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第1日 1回戦   早大5―3慶大 ( 2021年10月30日    神宮 )

<慶大・早大>3回、福井(左)、森田(右)のバッテリーと話をする慶大・堀井監督(撮影・木村 揚輔)
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 慶大は広瀬隆太(2年=慶応)の2ランで先制しながら、エース森田晃介(4年=慶応)が3回に2つの四球に3本の二塁打を浴びて逆転負け。早大に逆王手をかけられた。

 勝つか引き分けでも優勝が決まる一戦。エースを立てながらの敗戦にも堀井哲也監督の顔にはショックの色はなかった。「(早大に)ワンチャンスを生かされた。後半にチャンスが来ると思っていたんですが及びませんでした」と淡々と振り返った。主将の福井章吾捕手(4年=大阪桐蔭)は「抑えないといけない打者を抑えられなかった」と反省した。

 あす31日には2回戦が待つ。まだ引き分けでも優勝と有利な立場には変わりはない。福井は「この状況で野球ができることは普通ではない。勝ち負けというより、感謝の気持ちを試合で表現できたらいいと思います」と最終決戦への思いを表した。春秋連覇なら91年以来30年ぶり。堀井監督は「泣いても笑ってもあと1試合。勝ち負けは監督の責任。選手が持てる力を全部出してくれたらいい」とナインを信頼して送り出す。

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2021年10月30日のニュース