日本ハム 栗山監督ラスト飾る 5位確定 伊藤7回1失点10勝目 球団15年ぶり新人2ケタ勝利

[ 2021年10月30日 17:17 ]

パ・リーグ   日本ハム5ー3ロッテ ( 2021年10月30日    ZOZOマリン )

<ロ・日25>7回2死二塁、王の右中間打で勝ち越しの生還をした西川を迎える栗山監督(撮影・長久保 豊)
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 今季限りで勇退する日本ハムの栗山英樹監督(60)が30日、敵地でラスト采配。ロッテを5-3で下し、白星で花道を飾った。5位が確定した。先発した伊藤大海投手(24)は7回5安打9奪三振1失点の力投で10勝目。球団では2006年八木智哉(12勝)以来、15年ぶりとなる新人2ケタ勝利をマークした。

 伊藤は2回以降6回まで毎回走者を背負いながらも粘り強い投球。4回には振り逃げと味方の失策で無死一、二塁のピンチを背負った。山口、岡を中飛、空振り三振に仕留めたが藤岡に四球で満塁。それでも続く柿沼から渾身の直球で見逃し三振を奪い、窮地を脱した。

 5回に1点を失い、同点を許したが、勝ち越しは許さなかった。

 打っては4回に近藤が11号の先制左越えソロ。7回に代打・王柏融(ワンボーロン)の右中間適時二塁打で勝ち越し。さらに8回には高浜の左中間適時二塁打で3点目を加えた。9回には途中出場の大田が左中間へ2点適時二塁打で突き放した。
 

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