阪神・小野寺 2安打も悔いた犠打失敗「ヒットよりもバントミスが…」 積極性を首脳陣は評価

[ 2021年10月30日 19:27 ]

みやざきフェニックス・リーグ   阪神6-1ヤクルト ( 2021年10月30日    西都 )

<フェニックスL ヤ・神>初回無死一、二塁、小野寺は犠打を試みて敵失を誘い、2点を奪う(撮影・坂田 高浩)
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 この日から合流した阪神・小野寺にとっては、2安打を記録しながらも悔しさが残る試合となった。

 「ヒットは出ましたけど、ヒットよりもバントミスが…。守備の時でもバントどうやってやろうとかずっと考えていました」

 初回無死一、二塁の好機で、1軍での戦いを見据えて自らセーフティバントを敢行。1度目はファウルとなり、2度目は投手の真正面に転がって三塁はフォースアウトのタイミングだった(結果的に木澤の悪送球で2者が生還し、小野寺は三塁へ)。

 「(犠打敢行は)自分で課題を持ってこっちにきているんで。一発で決めて、次もし(1軍で)やる場面があったらいいイメージを持って打席に立ちたいと思ってやったんですけど、ミスしてしまった。もっと練習しないといけない」

 1軍でも犠打を失敗するシーンが見受けられていただけに、ポストシーズンに向けて意識的に取り組む姿勢を平田2軍監督も「課題を自ら(挑戦して)、失敗はしたけど1軍でそういう課題を持って宮崎に来てるので。あと2試合だけどそういうのは遠慮せんとどんどんやってくれという話をした。1軍に行ったら重要な場面でバントさせられるので、自分でやっとこうというところで本人たちがどんどんやればいいこと」と評価。本番で成果を発揮すべく、鍛錬の日々が続く。

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2021年10月30日のニュース