ヤクルト16安打猛攻も及ばず 高津監督「相手にとっても嫌でしょうし、この勢いをつなげたい」

[ 2021年8月31日 22:29 ]

セ・リーグ   ヤクルト8ー10巨人 ( 2021年8月31日    岐阜 )

<巨・ヤ(15)>塩見(左)に指示を出しベンチに戻る高津監督(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは巨人との首位攻防3連戦の初戦を落とした。勝てば昨年7月13日以来、8月以降では優勝した15年以来6年ぶりの首位浮上となった一戦。初戦を託された小川は3回2/3を7安打4失点で降板。「調子自体はそこまで悪い状態ではなかったのですが、勝負所での押し込みが少し弱かったのと粘り切れなかったのが反省点ですし、早くマウンドを降りてしまってチームに迷惑を掛けて申し訳ないです。この反省を活かしてしっかり調整して次回やり返したいです」と唇を噛んだ。

 7月7日に新型コロナウイルスの陽性判定後、初の1軍登板。丸に初球を先頭打者アーチされるなど精彩を欠いた。高津監督は「決していいとはいえない。ただ、やってもらわないと困る選手。また来週に期待したいと思います」と雪辱に期待した。

 打線は最大5点ビハインドも、8回に2点差に迫るなど今季最多タイ16安打で粘りを見せた。指揮官は「相手にとっても嫌でしょうし、この勢いを明日につなげたい」と逆襲を誓った。

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2021年8月31日のニュース