大谷 3試合ぶり42号ソロで4の1 ゲレロらに4差 チームは連勝 前戦右手首投球直撃で9・1登板回避

[ 2021年8月31日 13:48 ]

ア・リーグ   エンゼルス8ー7ヤンキース ( 2021年8月30日    アナハイム )

<エンゼルス・ヤンキース>5回無死、大谷は42号右越えソロを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は30日(日本時間31日)、本拠地アナハイムでのヤンキース戦に「2番・DH」でスタメン出場。5回に42号ソロを放つなど、4打数1安打1打点で打率を・264とした。チームは8-7で連勝し、借金を2とした。

 サイ・ヤング賞を2度受賞、故障(右肩痛)からの復帰戦となる右腕クルーバーと対戦した初回1死、4回先頭の打席は見逃し三振に倒れた。

 5-5で迎えた5回先頭では、2番手左腕で7月までエンゼルスに在籍していたヒーニーのヒーニーの3球目のカーブを右翼席へと運ぶソロを放って勝ち越した。打球速度は112マイル(180・3キロ)、打球飛距離は431フィート(131・5メートル)、打球角度は38度だった。本塁打、安打ともに26日(同27日)オリオールズ戦以来3試合、15打席ぶりとなった。両リーグトップの本塁打数を42とし、2位のロイヤルズ・ペレス、ブルージェイズ・ゲレロとの差を4本とした。今季の対ヤンキースは実に5試合で4安打全てが本塁打となった。

 7回先頭では3番手左腕・ペラルタ相手に見逃し三振。

 前戦28日(同29日)のパドレス戦は2試合連続無安打となる4打数無安打も、5回に今季20盗塁目となる二盗を決め、球団初で史上32人目の「40本塁打&20盗塁」を達成。初回に投球が右手首付近を直撃するアクシデントがあったが、交代せずに出場を続けた。マドン監督はこの日の試合前、「問題はないが痛みが残っている。次の先発の準備が整うまでは打者として出場を続ける」と話し、31日(同9月1日)に予定されていたヤンキース戦の先発は回避することが決まった。

 

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