巨人・吉川「汗だくわっしょいです」 地元での活躍に喜び「やっとプロに入って“恩返し”出来た」

[ 2021年8月31日 22:07 ]

セ・リーグ   巨人10―8ヤクルト ( 2021年8月31日    岐阜 )

<巨・ヤ>地元もヒーロー吉川は、「わっしょい!」タオルを手に笑顔を見せる (撮影・森沢裕)
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 セ・リーグ首位に浮上した巨人は31日、ホーム扱いとなった岐阜で2位・ヤクルトに10―8で勝利。敗れば首位陥落となる大事な首位攻防第1戦を制した。地元凱旋となった吉川尚輝内野手(26)は5打数3安打4打点の大活躍。詰めかけた地元ファンから大声援を受け「プロ入って初めてこの長良川球場でプレー出来たので凄くうれしく思ってます」と喜びを爆発させた。

 吉川は初回の第1打席、ヤクルト先発の小川からバックスクリーン左に飛び込む勝ち越し4号ソロ。「すごく久しぶりの感触だったので入ってくれて本当に良かったです」と5月11日のDeNA戦以来となる本塁打を喜んだ。

 さらに吉川は6回、2死満塁のチャンスで走者一掃の3点適時三塁打を放ち「思い切っていけたことが良かったかなと思います。汗だくわっしょいです」とコメント。あと二塁打でサイクル安打と期待された第5打席は左飛に倒れ、惜しくも記録達成とはならなかったが「チームが勝てたのでそれが一番良かったです」と記録よりもチームの勝利に安どした。

 プロに入って初めて長良川球場でのプレーを果たし「高校、大学と7年間使わせてもらった球場だったので、やっとプロに入って“恩返し”が少し出来たのかなと思います」と記念すべき最初の地元凱旋でファンの期待に応えられたことを誇っていた。

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2021年8月31日のニュース