22歳は四球から始まった 阪神ドラ1佐藤輝のバースデー サンズからサポーター、ファンから横断幕も

[ 2021年3月13日 13:49 ]

オープン戦 阪神ー西武 ( 2021年3月13日    甲子園球場 )

<神・西>佐藤輝(8)の誕生日を祝うファン(撮影・北條 貴史)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手は22歳最初の打席を四球で終えた。誕生日だった13日の西武とのオープン戦に「6番・右翼」で出場。2回2死で第1打席を迎え、左腕の浜屋からストレートの四球を選んだ。オープン戦はすべて逆方向へ3本塁打。しかも、甲子園球場では2戦連発中とあって、ストライクが1球も来ない猛警戒で、風格すら漂わせる打席だった。

 室内練習場での試合前練習ではサンズから“誕生日プレゼント”として黒いサポーターを贈られた。手首に巻くためのもので、普段のテーピングに替える使用を勧められた。試合直前の円陣では声出し役。帽子にはバラのような赤い花を付ける場面もあった。

 2度の3冠王に輝くなど、いまも最強助っ人として語り継がれるランディ・バースと同じ3月13日生まれ。昨季のボーアら数々の外国人選手が“バースの再来”と期待されながら、結果を残せず去って行った。佐藤輝は甲子園のある西宮市生まれ。猛虎待望の後継者はお膝元で生まれた。

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2021年3月13日のニュース