県岐阜商 「仮想・小園」の松商学園に快勝 適時打の高木主将に鍛治舎監督は愛の苦言

[ 2021年3月13日 20:25 ]

練習試合   県岐阜商8―1松商学園 ( 2021年3月13日    長良川 )

<県岐阜商・松商学園>7回1死二塁、中前適時打を放つ県岐阜商・高木翔斗
Photo By スポニチ

 県岐阜商が「仮想No・1右腕」を打ち崩した。先発した松商学園の本格派右腕・今井英寿(2年)をセンバツ1回戦で対戦する市和歌山・小園健太(2年)に見立て、8―1で快勝。今秋ドラフト候補で「4番・捕手」で先発した主将の高木翔斗(2年)は7回に中前適時打を放ち3打数1安打1打点で、2度の好機に凡退したが「後半、チームで粘り強く点を取ることができました」と話した。

 最速152キロを誇る小園対策として、155キロに設定したマシン1台、カットボール専用マシン1台、スライダー専用マシン1台を打撃練習で使用しているという。鍛治舎巧監督は高木について「(今日は)4番としてはまったくダメ。期待度からしたら20%ぐらい」と苦言を呈しつつも「一番期待をしている選手なので、やっぱりね。勝ちたいんで、そこからすると物足りない」と愛情の裏返しであることを強調した。

続きを表示

2021年3月13日のニュース