エンゼルス・大谷 快足&5戦連続安打で快調打率・538

[ 2021年3月13日 02:30 ]

オープン戦   エンゼルス5―4ジャイアンツ ( 2021年3月11日    テンピ )

<エンゼルス・ジャイアンツ>快足と5戦連続安打を見せた大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷が止まらない。11日(日本時間12日)、ジャイアンツ戦に「3番・DH」で出場。3回には一塁到達まで3・96秒の快足を飛ばし、遊撃内野安打を記録した。ジョー・マドン監督には全力疾走を「試合を戦う中で私が大好きなこと」と称えられた。

 データ解析システム「スタットキャスト」によると、昨季の大谷は一塁到達速度は平均4・04秒で両リーグ3位。19年9月に手術した左膝の不安が消えた今季は、さらなる向上も期待できる。

 初回には通算128勝右腕クエトから左前打。2死一塁からプホルスの左翼線二塁打で長駆生還を狙って憤死したが、指揮官を「とてもよく走った。ユニホームを汚しダッグアウトに戻ってきた姿はまさに野球選手」と喜ばせた。

 5戦連続安打で打率は・538(13打数7安打)。二刀流のため規定打席到達は困難だが、両リーグトップのピダーソン(カブス)の・529を上回る好調ぶりで、4年目の進化を予感させる。(笹田幸嗣通信員)

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2021年3月13日のニュース