ソフトバンク・中村晃 復調オープン戦1号 実戦14試合目で初打点「結果として出たことは大きい」

[ 2021年3月13日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク8―8ヤクルト ( 2021年3月12日    神宮 )

<ヤ・ソ>6回、右越え2ランを放った中村晃はナインに迎えられる(撮影・島崎忠彦)
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 ソフトバンク打線は11安打で8点を奪った。中村晃は「5番・一塁」で出場。4―4の6回1死二塁で今季出場した実戦14試合目で初打点となる2点本塁打を右翼席中段へと運んだ。「いいスイングで打つことができた。オープン戦で数字は残せていなかったが状態としてはずっといい感覚できていたと思う。その中で結果として出たことは大きい」とコメントした。

 相手2番手の原に襲いかかった。2ボールからの直球を逃さずにオープン戦1号。大量6得点を奪った6回を締めくくる一発だった。「開幕まで油断することなく、集中していきたい」。ヤクルトの14安打に対し、ソフトバンクも負けじと11安打。壮絶な打ち合いとなった中で選手会長、アキラの頼もしき復調が光った。

 上林は3安打2打点と猛ハッスルした。3回に遊撃内野安打で4試合ぶりの安打を刻むと、6回先頭では内角低め直球を中堅右に運ぶオープン戦2号ソロ。9回1死三塁では左前適時打で締めた。「3・11」の全体練習では高校時代を過ごした宮城県の復興を願い、打撃を見直した。「自分の判断で調整し直した。全試合出なきゃいけない。そのつもりで開幕にピークを持っていきたい」と話した。

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2021年3月13日のニュース