中日・根尾がかつての「仲間」を撃つ 14日のヤクルト戦で奥川と対戦予定「あまり真面目な印象はない」

[ 2021年3月13日 13:37 ]

ヤクルト・奥川撃ちを誓った中日・根尾
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 かつての“仲間”を打って、開幕1軍を引き寄せる。中日・根尾昂外野手(20)が14日のオープン戦・ヤクルト戦(神宮)に先発出場。相手は1学年下で、ともに甲子園を沸かせた奥川が先発する予定だが「どんな投手が来ても、しっかり自分のスイングをして、結果も内容も納得できるものを出したいと思います」と冷静に語った。

 2人は2018年の「第12回 U18 アジア選手権」で高校日本代表メンバーに選出。宮崎市内の宿舎は根尾、奥川、小園(広島)が同部屋だった。根尾は合宿中、奥川にスライダーの握りを伝授。「僕のはもう全然、使っていないと思います。そんな投げ方あるんだ…くらいで終わっていると思います」と言うが、様々な部分で2年生で唯一、メンバーに選ばれた奥川に気を配ってきた。プロに入ってから初めての対面。「僕としては、あまり真面目な印象はないですね」とかわいい後輩に実力を示す。

 前日12日のロッテ戦(ZOZOマリン)でオープン戦7試合目にして初めてスタメン落ち。「3~4試合、もっとですね。チャンスを頂いていて、なかなかモノにデキていないところは正直あった。自分に物足りなさ、情けなさ感じていたが、まだ取り返せると思ってしっかり準備して(試合に)入ろうと思った」

 開幕1軍に向けて残されたチャンスは多くない。結果を出して活路を開く。

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2021年3月13日のニュース