パドレス加藤 打撃フォーム改造で「コンシスタントに」メジャー初昇格へアピール続く

[ 2021年3月13日 20:33 ]

パドレス・加藤豪将(AP)
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 パドレスとマイナー契約で招待選手の加藤豪将内野手(26)が13日(日本時間14日)、オンライン会見で日米メディアに対応した。

 今春の加藤は打撃好調。「バットを(左の)肩に乗せることによって、“コンシスタント”(安定感がある、一貫性がある)になっている」と新しい構えがその要因になっていると話し、確実性とパワーの両方を求めて「フォームを改造してきました」と説明した。マイナー契約ゆえに今後は不透明だが、初のメジャー昇格に向け、首脳陣からは「いろんなポジションをプレーし、自分の身体能力を100%出せるように、しっかりやってくれとは言われています」と述べた。

 高校まで過ごしたサンディエゴを本拠地に置くパ軍では野茂英雄氏が球団アドバイザーを務め、新加入のダルビッシュともチームメイトとなった。「ダルさんとはけっこういろんなことを話している。このチームはいろんなスーパースターがいるので、話だけではなく、見ているだけでもすごく勉強になります」と生き生きとした表情で語る姿が充実感を感じさせた。

 加藤はこの日、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦に「6番・DH」で先発出場。空振り三振、左飛、遊ゴロ失策、死球で3打数無安打1死球だった。今オープン戦では11試合でプレーし、打率・353、1本塁打となっている。

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2021年3月13日のニュース