前阪神監督の金本氏がドラフト候補を“熱血”指導「打ったら、オレが教えた通り、と言います」

[ 2021年3月13日 05:00 ]

MBSテレビの特番「せやねん!スポーツ番外編 みんなの甲子園SP」で高校野球を取材した金本知憲氏(左)と赤星憲広氏
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 MBSテレビ「せやねん!」(土曜前9・25)のスピンオフ企画「せやねん!スポーツ番外編 みんなの甲子園SP」(14日後3・00)に、阪神OBのスポニチ本紙評論家・金本知憲氏(52)、赤星憲広氏(44)が登場。金本氏が高校野球取材に初めて挑戦した。

 金本氏は昨年、学生野球指導資格を回復。3月19日開幕の「第93回選抜高校野球大会」で優勝候補に挙げられている奈良・智弁学園を訪れ、3番・前川右京外野手(新3年)、4番・山下陽輔内野手(新3年)の左右両スラッガーを取材した。

 奈良・五條市の同校グラウンドに足を踏み入れた金本氏。高校生のキビキビした動きに触発されたのか、ジャケット・スラックス姿のまま、前川・山下両選手を直接指導。2人から質問攻めに合い、熱血指導は50分間に及んだ。

 「技術の高さ、体つき、純粋さを感じました。2人とも基本的に直すところはない。探究心もある。将来楽しみ」と両大砲に好印象を感じた金本氏。「阪神の選手は何も言うことを聞かんかったからね」と笑わせ「(本塁打を)打ったら、オレが教えた通りに打ったんだ、と言いますよ」と締めくくった。

 《赤星氏は市和歌山・小園を直撃》高校生初取材の金本氏とは対照的に、赤星氏は12年目の選抜取材。今大会No.1右腕と注目の市和歌山・小園健太投手(新3年)を直撃。ブルペンでは左打席に立って小園投手の球筋を見極めた。「10年前とは高校生も変わりました。聞くことを恥ずかしがる子が多かったけど、今は『このチャンスを逃してなるか』と質問攻めです」と高校生気質の変遷を強調。小園投手については、速球に加え「あのツーシームは相当武器になる。メチャいい」と太鼓判。金本氏の高校生初取材には「金本さんが高校生とふれ合う姿を見てうれしかった」と語った。

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