ロッテ・井口監督 安田に厳命!4番「自分の力でつかんで」

[ 2020年12月19日 05:30 ]

球場を訪問したロッテ・井口監督は報道陣の取材に対応し、クリスマスツリーを手にニッコリ
Photo By 代表撮影

 ロッテ・井口監督がZOZOマリンを訪れ、来季が高卒4年目の安田に「自力での4番奪取」を厳命。「まだ4番は競争だけど球団の将来を背負う選手だし、自分の力でつかんでほしい。どっしりと4番に座ってくれれば、いい打線になる」と言葉に力を込めた。

 今季は経験の浅い安田を積極的に4番で起用。理由を「(腰痛で)レアードが抜けて正直、4番を打てる選手がいなかった。それなら安田を育てようと思った」と明かした。初めて4番に据えた7月21日の西武戦前は打率・172、2本塁打だったが「選球眼がいいので、うまく四球を選んでくれた」と“つなぎ役”としても機能し、8月半ばには打率・245まで上げた。終盤は不調に陥ったが指揮官の我慢の起用もあり貴重な経験を積んだ。

 今季は2位と躍進した井口監督は「育成と勝負は両極端だが、それでもうちは勝たなければいけない」という。優勝に向け安田の躍進は不可欠で「ソフトバンクの柳田と自主トレする話も出ている。いいものを吸収してくれれば」と期待した。

続きを表示

2020年12月19日のニュース