DeNA 人的補償で巨人・田中俊獲得 補強ポイント「打てる内野手」に合致

[ 2020年12月19日 05:30 ]

DeNAが獲得を発表した田中俊太
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 DeNAは18日、巨人にFA移籍した梶谷隆幸外野手(32)の人的補償で田中俊太内野手(27)を獲得したと発表。田中俊は巨人広報を通じ「ジャイアンツで学んだことを生かして、新天地の横浜DeNAベイスターズでも勝利に貢献できるよう、精いっぱい頑張ります」と新天地での活躍を誓った。

 本職は二塁ながら一塁、三塁、左翼も守れる俊足巧打の内野手。今季、二遊間を固定できなかったチームにとって「打てる内野手」は補強ポイントだった。過去、16年オフに山口俊の人的補償で獲得した平良が現在は中心選手として活躍する。田中俊は神奈川県厚木市生まれで東海大相模、東海大出身でもあり、三浦監督は「地元神奈川出身ということもあり、力になってくれることを期待しています」とコメントした。

 ◆田中 俊太(たなか・しゅんた)1993年(平5)8月18日生まれ、神奈川県出身の27歳。東海大相模では2年春から3季連続甲子園に出場し3年春に全国制覇。東海大では3年時に全日本大学選手権V。日立製作所では16年都市対抗で準優勝、若獅子賞に輝いた。17年ドラフト5位で巨人入団。兄は広島・田中広輔。1メートル78、82キロ。右投げ左打ち。

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2020年12月19日のニュース