エンゼルス・マドン監督 大谷の復活期待「状態は良いと聞いている」「来季も先発6人制で」

[ 2020年12月19日 20:39 ]

エンゼルスのジョー・マドン監督
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 大リーグは18日(日本時間19日)、オフ恒例の各球団監督による取材対応が最終日(全5日間)を迎え、6球団の監督がオンライン取材に応じた。以下、5球団の監督の主なコメント。

 ▼エンゼルス ジョー・マドン監督
 「ペリー(ミナシアンGM)とは毎日精力的に話している。彼はとても素晴らしい考えを持っていると感じる。コミュニケーションが最も重要という考えであり、毎日本当に良い話し合いと良い時間を持てている。トレード、FA、チーム内のことなど、彼とは週に6、7回話しているよ。ペリーとはチームの全てのことについて話し合っている。先発投手の補強は必要性を感じている。大きな部分だ。(大谷については)彼はとても良くやっている。彼の健康面次第だが、状態はとても良いと聞いている。セットバックやそれを見越すようなこともないと聞いている。予定している他の投手とともにローテーションに入れたいと思っている。来季も先発6人制で行きたいと思っている。彼が健康である限り大きな一員になるだろう。彼が今現在ずっとそうであるようにこれからも良い状態であれば大きな一員だ。大谷には162試合でしっかりと定期的に投げてもらうことを何よりも願っている。(近況については)私は知らない。約2週間前に(広報部長の)アダムと話したが、アダムは彼をシアトルで見たと言った。今は翔平は日本にいるのではないか。それ以前はプログラムを順調に消化し、動きも良く、彼が見せていた様々な点にみんなが勇気づけられていた。トレーニングスタッフがアリゾナで彼を見た時もその状態にみんなが満足していたようだ。なので私は信頼している。(シアトルにいた理由について)何をしに行ったかは知らないけどね。(今オフは複数の日本投手がメジャー移籍を目指しているが)それについては知らないんだ。ごめんね」

 ▼カージナルス マイク・シルト監督
 「(先発投手は春季キャンプで7、8人の競争になるかと問われ)そうなると思う。昨季経験を積んだ若い投手が多くいる。来季もDH採用となるかはわからない。(正捕手でFAの)モリーナは私の頭の中ではいないものとして考えている」

 ▼ブルージェイズ チャーリー・モントーヨ監督
 「私たちは失点を減らすことを強化したい。FAで補強するにしろ、チーム内でまかなうにしろ、それが私たちの目標だ。そのためには投手陣みんなの貢献が必要だ。チームの陣容は気に入っているが、投手陣が十分ということは絶対にない。内野陣、外野陣の両方にも向上の余地はある。このチームは多才な選手が揃っているから、誰かを獲得したら、ポジションも変えられる。投手にしろ、守備の良い野手にしろ、獲得すればチームを向上させてくれる。監督としては、勝つためにもちろん終盤を抑えてくれるリリーフ投手がほしい。去年、多くの試合に勝てたのもブルペンに良い投手がいたおかげだ」

 ▼ブレーブス ブライアン・スニトカー監督
 「先発投手陣に(レイズから)モートンが加わったことで、チーム内に信用性が生まれる。彼はポストシーズンで“現代のジョン・スモルツ”と呼べる働きをしてきた。(先発ローテーションの)No.1になれる投手だし、若手の好影響も大きい。チームの補強に関しては私は多くは求めない。決断をしてくれる人を信頼し、4月にそろった陣容でベストを尽くすだけだ。クローザーを務められる選手は何人かいる。左右の両打者を抑えられる投手たちだから、心強く感じている。春季キャンプ、オープン戦を経て、誰がクローザーになるかを判断することになる」

 ▼インディアンス テリー・フランコナ監督
 「(一塁、二塁、遊撃のポジションが不確かだが)シーズンにこのまま臨むとは思っていない。先を見通すのが難しい状況で、オフの動きがスローになっていて、春季キャンプ、開幕時にどんな状態かがはっきりしないチームは他にもたくさんある。(ブルペンも)12月にクローザーを決めなければいけないとは思わない。最も重要なアウトは7回に取らなければいけないかもしれない。足りない部分があれば、7、8、9回のどこかで綻びが出るもの。ただ、どんな順番かは、選手たちの強みによって後に決められる」

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