東海大 来年1月16日まで3カ月の対外試合禁止処分 部員が大麻使用

[ 2020年12月19日 05:30 ]

 日本学生野球協会は18日、都内で審査室会議を開催。複数部員の大麻使用が発覚した東海大に今年10月17日から来年1月16日まで3カ月の対外試合禁止処分を科した。来春リーグ戦の出場に支障はないが大学側は現在野球部を無期限活動停止としており、年内中に対応を検討する見通し。所属する首都大学連盟は来年2月中旬に行われる理事会・評議員会で出場するか否かの確認を行うとみられる。

 東海大の報告書によると10月9日に大学に「寮内で大麻を使用している」と情報提供があり、平塚警察署に相談。同16日に平塚署と神奈川県警が寮内6部屋を家宅捜索した。4年生5人、3年生1人が任意同行を求められ、事情聴取が行われた。その後、大学側の調査で4年生2人が大麻の使用を認めた。2人は7月から寮の自室で常習的に使っていたという。

 部内調査では管理が徹底されていなかったことで部全体に責任があると判断された。また高校の部では選手にノックを素手で受けさせてケガを負わせた藤嶺藤沢の監督(47)が3カ月の謹慎となるなど7件の処分があった。

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2020年12月19日のニュース