オリックス・能見に聞く 対戦楽しみなのは「各球団の4番、クリーンアップ」

[ 2020年12月19日 05:30 ]

オリックスのユニホームを身にまといポーズを決める能見

 阪神を退団し、コーチ兼任でオリックス入りした能見篤史投手(41)が18日、大阪市内の球団施設で会見を行った。

 【能見に聞く】

 ――オリックスの印象は。
 「交流戦で対戦していますが、先発で投げて、粘り強い、嫌な打者が多いです」

 ――コーチの立場で投球を見たい選手は。
 「全員。間近で見ることはほとんどなかったですし、いろんな選手がいると思う」

 ――阪神過ごした16年間について。
 「いろんな考え方や知識など成長させてもらって感謝しかない。新たにオリックスで輝けるチャンスがあるので恩返ししたい」

 ――パ・リーグで対戦が楽しみな打者は。
 「各球団の4番打者であったり、クリーンアップ。力のある選手と対戦したい」

 ――目標は。
 「数字と言うよりは、与えられたところでしっかり抑えていく。チームの一つのピースになれるように。まずはそこからスタート」

 ――勝負の一年になる。
 「毎年勝負なので。でも、今回僕も初めてなので、そういうところではサポートしていただきながら、迷惑を掛けないようにしたい」

 ――例年キャンプは2月1日から精力的に投げ込み。来春も同じ?
 「そうです。投げないと、なかなかできないタイプなので」

 ◆能見 篤史(のうみ・あつし)1979年(昭54)5月28日、兵庫県出身の41歳。鳥取城北から大阪ガスに進み、04年ドラフト自由獲得枠で阪神入団。09年は先発に定着して13勝。12年に172奪三振で初タイトル。13年WBC日本代表。通算443試合で104勝93敗2セーブ51ホールド、防御率3・34。1メートル80、74キロ。左投げ左打ち。

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2020年12月19日のニュース