オリックス・山岡 7回零封8K!巨人・菅野との“開幕投手対決”制す ドラ5・勝俣が2号V弾

[ 2020年3月6日 20:41 ]

オープン戦   オリックス1―0巨人 ( 2020年3月6日    京セラD )

<オ・巨>巨人打線を相手に三振の山を築く山岡(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスが山岡の好投とドラフト5位ルーキー・勝俣の一発で巨人を1―0で下した。巨人は5連敗(1分け挟む)となり、オリックスに代わってオープン戦最下位に転落した。

 2年連続2度目の開幕投手を務める山岡は、持ち前のスライダーが冴え7回、90球を投げ3安打無失点、8奪三振の快投を披露。今季オープン戦初登板となった前回2月29日の日本ハム戦でも5回1安打無失点の好投しており、開幕戦の20日の楽天戦(楽天生命)へ順調な調整を見せた。8回は比嘉、9回には増井が巨人打線を封じた。

 打っては両軍無得点で迎えた4回、1死無走者で勝俣が菅野の初球の高め直球を振り抜き、右中間席へ2号ソロを放ち先制。これが決勝点となった。

 巨人も先発は3年連続6度目の開幕投手が決まっている菅野。オープン戦3度目の先発で初めて大城をバッテリーを組み6回、85球を投げ、9安打を打たれながらも要所を締め、1失点に抑えた。2番手・ビエイラ、3番手・デラロサは無失点。

 しかし、打線は丸が2安打を放ったものの、本塁が遠い。9回に増井を攻め、1死二塁の好機を作り、岡本が三塁線へタイムリーかと思われたが、リクエストでファウルに覆り、終わってみれば散発4安打に封じられた。

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