日本ハム・輝星、563日ぶり甲子園で2回零封!満塁ピンチも踏ん張った

[ 2020年3月6日 15:51 ]

オープン戦   日本ハム―阪神 ( 2020年3月6日    甲子園 )

6回から登板した吉田輝(撮影・大森 寛明)
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 日本ハムの吉田輝星投手(19)が6日、阪神とのオープン戦の6回に3番手で登板。プロ入り後初めて甲子園で凱旋登板を果たし、2回を1安打無失点に抑えた。

 18年夏に金足農のエースとして大阪桐蔭と決勝を戦って以来、563日ぶりとなる聖地のマウンド。先頭のボーアにフルカウントから四球を与えたが、マルテをオール直球で見逃し三振に斬った。続く福留への4球目で一塁走者・板山が盗塁に失敗し、2死走者なし。吉田輝は福留にこの回2つ目の四球を与えたが、今度は代走の上本が二盗に失敗。バッテリーを組む宇佐見の強肩にも救われ、この回を無失点で切り抜けた。

 7回もマウンドに上がり、簡単に2死を奪ったが、北條の中前打と高山、近本への連続四球で満塁のピンチ。それでも中谷を外角へのスライダーで見逃し三振に封じて踏ん張った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年の選抜高校野球大会は無観客で開催を目指す方針。揺れるセンバツ球児たちに勇気を与える強気の投球を見せた。

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2020年3月6日のニュース