巨人・原監督 先発「最終テスト」 2軍調整中の鍬原&育成ディプランにチャンス

[ 2020年3月6日 05:30 ]

ジャイアンツ球場で補強運動をする巨人鍬原
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 巨人・原監督が先発投手の「最終テスト」を行う。現在1軍の開幕ローテーション候補は菅野、サンチェス、戸郷、田口、桜井、高橋と6人そろうが「順調に来ているとはいえ、ピッチャーというのは比較的もろいところもある。6本、7本、8本くらい用意しておくことが必要」と説明。2軍調整中の鍬原と、育成のディプランを招集し、8日の阪神戦(甲子園)で登板させる。

 期待された畠が、右肩周辺の肉離れで離脱。指揮官が「チャンスが来た」としたのが、昨秋からサイドスローに挑戦中の鍬原だ。春季キャンプは1軍スタートも、2月18日のロッテとの練習試合で3回4安打2失点3四死球で2軍に合流した。3年目右腕は「まずは結果。取り組んでいることを試合で実践できれば」と逆転での開幕ローテ入りを目指す。

 育成のディプランは現在26歳。初年度26歳以上の育成選手は、3月末までしか支配下登録できないため、昇格に向けたテストの意味合いもある。原監督は「いずれにしても必要になってくる可能性はある」と慎重に見極めていく。(神田 佑)

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