尽誠学園・菊地主将 センバツへ練習再開「大好きな野球ができることに感謝」

[ 2020年3月6日 05:30 ]

西村監督を中心に練習前のミーティングを行う尽誠学園ナイン
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 日本高野連が第92回選抜高校野球大会(19日から13日間、甲子園)を無観客で開催を目指す方針を4日に示したことを受け、5日は出場校が続々と練習を再開した。

 尽誠学園は香川県善通寺市の自校グラウンドで全体練習を再開した。休校措置を受け、部員55人のうち寮生活を送る52人が帰郷していたが、再集結。兵庫県神戸市出身の菊地柚主将は「こういう状況でも、大好きな野球ができることに感謝したい」と話した。感染リスク軽減のため、練習参加は全部員ではなく、大会のベンチ入りメンバーとサポート役の計24人。人数不足を補うべく、西村太監督も打撃投手として登板した。

 和歌山県日高郡出身の村上侑希斗投手は「体力を落としたくないので、毎日走っていました。(無観客でも)甲子園でできることに変わりはない」と笑顔。寮では朝晩の検温に加え消毒液、マスクの配備、定期的な換気などを徹底する。帰郷時も公共交通機関の利用を避けることを推奨している。

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